良いお年を

 3月11日に発生した未曾有の東日本大震災、その翌日、まさかの長野県北部地震と、災害の年で明け暮れた平成23年が幕を閉じようとしています。アッという間の一年間でした。

 栄村の被災地の皆さんは、仮設住宅で年を越すことを余儀なくされ、田植えが出来ない圃場もあり、これからの生活に不安を抱いています。そんな中でもあらためて、人と人との絆がいかに重要であるかということを再認識いたしました。

 今後農山村集落のもつ機能をどのように維持・再生していくか、大きな課題です。また、地域にとって長年の夢であった新幹線の開業も間近に迫ってきました。駅周辺の整備・中央橋の架け替え・市民プラザ建設等々、将来に期待がかけられています。

 微力ではありますが大きな課題解決に向けて、来年も頑張って参ります。

 それぞれの皆様にとって来年はつつがない年でありますよう、又、長野県の未来に大いなる可能性のあらんことを祈りつつ、一年間の御礼とさせていただきます。

    良いお年を!