平成29年度(公社)日本地すべり学会第56回研究発表会及び現地見学会 県民講演会

8/22(火)

ホクト文化ホールにて、平成29年度(公社)日本地すべり学会第56回研究発表会及び現地見学会県民講演会を聴講しました。

『他人事ではない土砂災害』~災害に学び、災害に備える~のテーマで講演されました。

第一部 「災害と防災のための心理学」 菊池 聡氏(信州大学人文学部教授・地域防災センター長)

第二部 「伝説と土石流」-伝承から災害地を考える― 笹本 正治氏(長野県立歴史館館長・信州大学名誉教授)

   

 

人間が自然の力に立ち向かうには限界があり、災害時において如何に地域住民の安全を確保するのか、平時から減災対策、防災力の向上につなげる努力をしなければなりません。また、災害に見舞われた地域を調べてみると、伝説や地名などにその名残りがあるそうです。歴史から私たちは多くのことを学び、それを伝えていく必要があると強く感じた講演会でした。