春日佳一氏追想録

4/11(金)

昭和37年から4期16年間飯山市長として市政を担当した春日佳一氏の記念誌(追想録「慈愛あふるる人生」)発刊祝賀会に出席しました。

春日佳一翁は明治36年外様村緑の農家に出生し、昭和22年最初の選民による、外様村長となり、地方自治を進めるなかで、農村の後進性の根源は、封建的な水の支配にあることを痛感し、新らしい用水管理体制を確立するために、当時の柳原・外様・太田・常盤・岡山の5か村を一円とする、県営中部農業水利改良事業計画を策定、日夜奔走の努力を重ね、昭和28年土地改良区の設立が成り、理事長に就任・爾来昭和54年退任まで、実に四半世紀余にわたり農業発展の基礎創りに尽力され、この間昭和37年から16年間、飯山市長として市政を担当し、特に全市内の土地基礎整備に意を尽くし、市の発展に多大なる功績を残し、地方自治功労者として知事表彰を受け、また土地改良事業の振展に尽くした業績により、全国土地改良連合会長表彰に輝き、さらに昭和54年春の叙勲には、勲四等旭日小受章の栄誉に浴しました。(春日佳一頌徳碑裏面碑文より)

私も生前大変お世話になったかたで、記念誌の冒頭に寄稿させていただきました。(享年78歳)

 

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