平成23年3月12日午前3時59分、栄村で震度6強の長野県北部地震が起こりました。あれから10年になります。発災当初から今日に至るまで復旧・復興にご支援頂きました国や県、関係各位にあらためて感謝を申し上げる次第です。

あの地震はまだ夜の明けやらぬ早朝に発生しました。薄暗い中駆け付け状況を目の当たりにした時、言葉を失いました。当時周囲には2m近い積雪がある中、身を寄せ合って避難所に向かった村民の皆様を思うとき、今でも胸が痛みます。

あれから10年が経ちました。今では復旧も進み村内は整備されましたが、人口は減少し、集落の存続も危うい状況です。日本社会の原点である農山村集落が維持できなければ、栄村はもちろん、長野県及び日本国の将来はありません。先人達が血のにじむような努力をして培ってきた各集落の歴史・伝統・文化を受け伝え守り育てていくことが、栄村の発展につながるものと信じて疑いません。

これからも長野県議会議員としてあらゆる有事に備え、平時より地域の安全を確保できるよう様々な施策の提言をして参りたいと思います。

栄村の未来に大いなる可能性と限りない弥栄のあらんことを心より願い、震災から10年のメッセージといたします。

令和3年3月12日

長野県議会議員  宮本衡司